金峰山を登った前編はコチラ。
金峰山小屋を後にし、一路、クライミングで有名な大日岩へ。
ガスで何が何だかわかりませんが、切り立った岩の連続。
そこまで危険は感じませんでしたが、「気を抜いたら・・・谷の底ッ!!真っ逆さまッ!」な状況ではありました(笑)
荒々しい岩場で生じる、浮遊感。一種の快感とも取れるゾクゾクした感じ。なんなんでしょうか。
特に使わずとも、、、なクサリ場。
岩の造形が見事でした。
大日岩まで、ところどころで道標が現れます。
道迷いの危険は特になし。
でで〜ん!大日岩〜!!
瑞牆山へ近づくにつれ、だんだんと晴れてきました。
瑞牆山への登山口となる、富士見平まで50分。
なんとか30分くらいで行きたいところ。
登山開始から約3時間経過。
まともな休憩は、金峰山小屋で取った15分のみ。
あまり評判の芳しくない、大日小屋。
iPhoneXのカメラの性能のおかげで、それほどには見えませんが、肉眼だともっと薄暗くて、不気味でした。
この金峰山〜瑞牆山への縦走路は、本当に歩きやすくて、楽しかったです。
着いた〜!
富士見平小屋〜!!
時刻は12:30。
15:20分には、ここからさらに少し下ったところにある瑞牆山荘から出発する韮崎駅行きへのバスに乗りたいので、瑞牆山のピストンに許された時間は、2.5時間。
グリーンダカラと、ソイジョイ、エナジージェルを胃に流し込み、いざ瑞牆山!
いい感じの岩が遠くに見えます。
真ん中が割れている、桃太郎岩。
ここまでにも増して、倒木だらけ。
何度か頭をぶっつけました。
結構な傾斜でしたが、ダダダーっと駆け上がり、あと山頂まであと10分の道標へ。
あれは!?
見渡す限り360度のガスでしたが。
とにもかくにも、瑞牆山の山頂へ無事到着!
あ〜あ、これでガスさえ晴れればな。
と、思っていたら、、、
あら?
あららら?
え?
急にガスが晴れ、眺望が!!!
山頂で過ごしたのは、わずか5分ほど。
ここから1時間で下らねば。ちなみに、15:20のあとには16:30の最終バスがあります。
最悪はそれでも大丈夫なんですが。
写真を撮るヒマも余裕もない、膝の痛みと闘いながらの下山。
なんども諦めかけましたが、、、なんとかバスに間に合いました!
バス停へ着いたのは、15:18。本当にギリギリでした。
瑞牆山荘を出るバスの車窓から。
韮崎駅までの料金は、2,060円、、、だったと思います。
途中、温泉がありました。
バス停もあり、ここで降りて1時間湯に浸かってから帰るのもアリですね。
ホリデー快速の電車で帰れました。
前月に登った武尊山もキツかったんですが、今回の方が膝のダメージが大きかったです。
こっちの方が、高低差が大きい?ような。とにかく、疲れがたまったところでの瑞牆ピストンが辛かったです。
でも、全体的にはとてもとても楽しく、やっぱり山はいいなぁ、と思えた登山でした。
日帰りで百名山の縦走、なかなか出来ない経験だと思いますので。
おわり