2021年6月6日日曜日

【百名山単独行20200605】赤城山

こんにちは!
山コンの池田です。 

やっとコロナが少し落ち着いてきたので、2ヶ月以上お休みしていた山コンのイベントを7月3日から再開することに決定いたしました! 

さて、自分自身もあまり山に登れていなかったので、先日は景気づけに百名山へ。
群馬県の赤城山へ行ってきました。


お住いの場所にもよると思いますが、都内だと朝イチで始発の電車に乗れば、新幹線を使わなくても、7時〜8時台には、登山口へのバスが出ているJR前橋駅へ着けるはず。


私はこの日、あとちょっとというところで始発電車を逃し、8時前に前橋駅に到着。赤城山ビジターセンターへ行くバスは6番線から出ています。8:45発なので、駅前のマックでモーニングして時間つぶし。


店内には軽いBGMが流れていたのですが、突如としてドビュッシーのピアノ曲が大きめの音量で聞こえてきました。
不思議に思いあたりを見渡すと、駅のストリートピアノでジャージ姿の中学生と思しき女の子がまさにLIVE演奏しているではありませんか。

朝の人もまばらな前橋駅前に響き渡るフランス印象派の繊細なピアノ旋律。。。コーヒーの味に深みが増しました。ありがとう。


バス停に並ぶ登山客は30名を超えようというところ。臨時のバスなのか、2台体制できてくれました。1時間ほど揺られます。


登山口へ向かう途中、だんだんと霧が出てきました。途中、バスの窓からは羊が見えました。


今日は赤城山の最高峰である黒檜山と、その隣の駒ケ岳を登るので、あかぎ広場前でバスを降ります。あたりはもうガッスガスで、大丈夫かな、、と心配になるレベル。


ま、朝3時に目が覚めて、そこから思い立って登れそうな山を決めたくらいの無計画さなので、こんなこともあります。登っているうちに、どうにかなるだろうと腹を決めて登山開始。朝4時20分頃に自宅を出て、この時点で10時前ですから、5時間以上かかってますし、ガスくらいで中止にはできないかなと(苦笑)。


少し晴れてきました。登山道から、ちょこちょこ大沼が見えます。


うん!だいぶ晴れてきました!


青空と雲と稜線のコントラストがキレイ!やっぱり山はサイコーです。


このMAP一帯の山を広く赤城山と呼ぶようで、これから登る黒檜山(1,828m)が最高峰です。


到着しました!コースタイムは1.5〜2時間ほどですが、頑張れば1時間で登れます。前評判通り、岩がけっこうありました。


うん。私が写ってない方が、キレイですね。
赤城山は「花の百名山」にも選出されているようで、花が咲きこぼれていました。


黒檜山から30分ほどで隣の駒ケ岳へ。


縦走路には大沼がキレイに見えるポイントがいくつも。


江戸後期の侠客、国定忠治で有名らしく、石碑がありました。


前橋駅前の「ゆ〜ゆ」という温浴施設が非常によかったです。バスが経由する富士見温泉は臨時休館でした。

群馬の百名山、都内から日帰りにはもってこいです。







2021年5月17日月曜日

【百名山単独行20200504】丹沢山

こんにちは!
山コンの池田です。


緊急事態宣言下のゴールデンウィーク。
例年であれば、多数の山コンイベントを開催して、たくさんの新しいご縁を生み出していたのですが、宣言の終了まで、街・山を問わず、イベントは自粛することといたしました。

 

ということで、久しぶりにプライベートの山活を再開しようと決心。丹沢山に日帰りで登ってきました。


始発の小田急線で渋沢まで。バスで大倉登山口まで。
そこからピストンで大倉〜塔ノ岳〜丹沢というルートでした。
塔ノ岳は何度も経験ありましたが、丹沢は初。百名山をまたひとつ踏破できました次第です。


よく晴れた気持ちの良い1日でした。
もちろん、移動中、登山中もマスク着用です(写真撮るときだけ外しました)。

コースタイムは約9.5時間。トレラン装備で休憩ほとんど取らず、50%くらいのペースで登りたかったのですが、下山時に左膝が痛み出し、60%くらいの5.5時間で下りてこれました。

塔ノ岳〜丹沢山の尾根道が想像以上に綺麗で、歩きがいがありました。
道標にも新旧があり、やはり味わいがあるのが下の古いタイプ(木製)ですね。


うまく伝わりませんが、尾根道です。

今回は下山中にちょっとした驚きが!
もうじき大倉というところで、道が二手に分かれてまして、時間はほぼ変わらないということでいつもは通らない分岐を歩いてみました。

テント場などもあり、静かな場所でしたが、登山道の先の方から何かがトコトコあるいてくるではありませんか。
とっさにスマホを取り出しましたが、時すでに遅く、獣道へ降りていってしまいました。その写真がコチラ。


初めて見ましたが、アナグマでした。


動画をどうぞ。


もうひとつどうぞ。


で、この後アナグマ君がどうしたかと言うと、、、私の目の前で眠っちゃいました笑


今回も思い出深い百名山単独行となりました。













2020年8月9日日曜日

【百名山単独行20200809】甲武信ヶ岳

いやはや、今年は大変ですね。
年明けからずっと新型ウイルスに世界が振り回されているように感じられます。


で、わたくし池田も百名山など、今年は全然登れていなかったわけですが、前日に親しい友人と山の話などしておりましたら、ふつふつと山への想いが募りまして。


折良く早朝に目が覚めたので、「甲武信ヶ岳」に登ってきました。 


都内から公共交通機関で行く場合、この「7:06高尾発」に乗れば、登山口までバスが出ている塩山にうまい具合に到着します。


塩山駅から西沢渓谷までバスが出ています。朝イチのものは、8:30塩山駅発。マイカー利用または前泊でもしない限り、このバスが公共交通機関で行く場合の一番早い線です。



1時間ほど揺られて、西沢渓谷に到着。運賃は片道1050円、スイカ、パスモ使えます。
ちなみに、登山客が多い場合バスが2台出ますが、全員が座れない場合もあります。1時間も立っていられないという方は、早めにバス停に到着していることをオススメします。


この地図の中ほどに書いてある「徳ちゃん新道」のルートで行きます!
こんな感じのレトロな地図看板もありました。


出ました!徳ちゃん新道!WEBを見ると、みなさん口を揃えて上りがキツイとおっしゃっています。


実際はどうだったかと言うと、「かなりキツイ!」上りでした。Tシャツが汗だくになり、2回絞りました。
木賊山(とくさやま)までコースタイム5時間のところ、なんとか2.5時間で登り切りました。

なぜそんなに急いだかと言うと、帰りのバス、西沢渓谷〜塩山駅の最終便が15:40なんですよ。コースタイム×0.5〜6じゃないと、とても間に合わないのです。



木賊山から甲武信ヶ岳を望む。


なんやかんやで着きました!!

13時ちょっと前くらいですね。山頂でお昼休憩を15分ほど取りました。


そこからは転げ落ちるように、ピストンで戻って、なんとか15時ちょいすぎに西沢渓谷に戻ってくることができました。

さすがに、最終便のひとつ前14:40のバスには間に合いませんでした。


ただですね、15:40のバスに乗ると、塩山駅に着くのは16:40前後。東京方面の電車が17:20なんですよ。ちょっと時間があまります。


ということで!!


駅から歩いていける、日帰り温泉に行ってきました。

駅からは徒歩15分ほど。塩山温泉でGoogle検索すればいくつかヒットしますが、わたしは料金500円の「宏池荘」を選びました。
ちなみに、今回コンビニで買った、この950mlのアクエリアス、細長くてザックの中で邪魔にならず、便利でしたよ!

こんな渋い映画館「塩山シネマ」(休館中?)なんてのも、駅から温泉街へ行く道すがらにありました。



駅前で「馬モツ定食」を食べて、今日の山行無事終了です。
久しぶりの百名山、やっぱりいいですね。